あたしの家族は14人.あたしぬいて13人
(長女はあたし),男3.女5
祖父,結城龍太郎(ゆうきりゅうたろう)(68)
祖母,結城佐和子(ゆうきさわこ)(65)
父,結城龍(ゆうきりゅう)(35)
母,結城もえ(ゆうきもえ)(40)
叔母,結城清香(ゆうききよか)(28)
叔父,結城龍馬(ゆうきりゅうま)(22)
長男,結城詩龍(ゆうきしりゅう)(19)大1
次男,結城龍輝(ゆうきりゅうき)(18)高3
次女,結城紅梨(ゆうきあかり)(14) 中1
三男,結城龍也(ゆうきりゅうや)(10)小4
三女,結城明日香(ゆうきあすか)(8)小2
四女,結城杏柚実(ゆうきあゆみ)(7)小1
五女,結城愛里紗(ゆうきありさ)(3)幼稚園児
あたしは結城彩華,15歳
彩華「ただいま,母さん」
もえ「おかえり,彩華」
彩華「今日は何な?」
もえ「今日は麦飯と具なし味噌汁ともやしと豆腐の塩炒めとかぶの梅漬けよ」
彩華「また,かぶの梅漬け?」
もえ「そうよ,私達の家は裕福じゃないんだから」
・・夕飯・・
長兄「漬物嫌い」
祖父「好き嫌いはいかん,あんたも立派な男だからいかん」
頑固なじいさんだけど優しいお祖父ちゃん
長兄「・・・・」
ピンポン
もえ「はーい」
ガチャ
彩華「薔子様」
薔子「私は花園薔子と申します」
彩華「・・・・」
真里奈「それにしても貧民そうよ」
鷹音「それに食べ物も家族も貧民そう」
薔子「これ,失礼ですわ,まぁ,事実でしょうよ,私と貴女様と住む違いなのよ」
鷹音「薔子様はお優しいのですから」
薔子「いきますわ」
彩華「何に来た?」
真里奈「薔子様に対して」
鷹音「貧民の雄叫び?」
真里奈「わかりますわ」
・・・・
英里紗「えっ〜,薔子達が来た?」
彩華「うん,馬鹿にしに来た」
美凰奈「最悪だね?うちはあいつら嫌い」
彩華「あたしならいいけどうちの家族に対して言われるのが嫌い」
麦穂「私も同じことだよ」
希夢「わたしもイラつくよ」
英里紗「うちは本当嫌い」
真里奈「まだ,お嬢様に対して悪口?」
鷹音「優しいのはお嬢様ですわ,世間知らず」
英里紗「ボスは?」
真里奈「エリザベス?ボスは失礼ですわ?女の子なら言葉を丁寧に」