恋 〜ありがとう、大好きだよ

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3:*ぽぽ*:2015/09/27(日) 19:56 ID:y/2

『幼馴染み』

大和と別れてすぐのことだった。

プルルルルッ
携帯に着信があった。

「もしもーし?」
『もしもし?』
「綾斗・・・」

幼馴染みの綾斗だった。

「どしたの?」
『今から会えね?』
「いいけど・・・??」
『じゃあ、いつもの公園で待ってる』

プツッ___

いつもの公園。
小さな頃からよくそこで遊んだよね。

中学の時は絡んだりすることが少なかったけど、高校に上がってから毎日のように夜は待ち合わせている。

・・・カップルみたい、なんて思ったりしてみて。


「ぉお、ちぃ!」
「綾斗ー」
「昨日ぶりー!」
「なにそれー」

いつもみたく、ブランコに座って話した。

「てか今日どーしたの?」
「何が?」

ウチがそう聞くと、綾斗は聞き返してきた。

「急に電話してきて」
「あー、気分?」
「・・・え」

綾斗が真顔で言うから笑ってしまいそうになる。

「ちぃ、笑おうとした?」
「し、してないしてない!」
「した!」

なんていい合いをして、バイバイをした。

・・・この時からウチの気持ちは決まってたのかな?


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