〜出会いと第一印象〜
中学生になりました!
私、星屋恋華(ほしやれんか)は中学校の自分のクラスへ入った。
私がいた小学校のほとんどの人は私と同じ中学校に入っていたため、クラスは見慣れた顔が半分以上を占めていた。
しかし、私の席の周りはほとんどが違う学校の子…
静かな空気が嫌いな私は前の席の女の子に話しかけていた。
その子の名前は恵里といいとても明るくいい子だった。
安心し、恵里と話していると斜め前の席の男が話しかけてきた。
「恵里の知り合い?」
すると恵里が
「さっき友達になった!」
と言ってくれた。
男は
「ふーん。」
と言い恵里と話し始めた。
その変な男と恵里のやり取りはとても親しそうで見ている私が楽しかった。
その男には不思議なオーラがあるように感じた。
今まで関わったことがなさそうな…『なんというか変な人』が第一印象だった。
名前は浅木勇輝と書いてある。
あさぎゆうきと読むのだろうか?
中学生1日目の生活はあっという間に終わっていた。