私が生きてても意味はあるの?

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6:美雨火◆ww:2015/11/15(日) 19:55 ID:3zs

キーンコーンカーンコーン‥
始まりのチャイムと共に私は学校へ入る。
何の気持ちも持たずただ、お母様からの命令だから。
声が飛び交う。
「おはよ〜!」 「ミウちゃんおはよう!」

何が面白いの?何もないのに笑って。変なの。
でも、笑わなきゃ。私もあの子達みたいに。きちんと笑わなきゃ。
トントン、?誰かな?私は振り向いた。そこには黒髪の背が高い女の子。
私と同じ新一年生の子かな。
まゆ
「はじめまして。私、秋船まゆって言うんだ。あなたは?」
ここね
「享奈ここね‥」
まゆ
「ここね?可愛い名前だね〜 クラス表見てみようよ。こっち。」

まゆは手を引き渡しを連れて行く。あったかい。私とは違う手だな。
クラス表があった。私は目を通すと『秋船まゆ』『享奈ここね』
私とまゆの名前が書いてあった。
まゆ
「わぁっここね、私達同じクラスだよっやったね」
ここね
「うん‥そうだねっ」

私は笑った。だって笑わなかったら殴られるから。
まゆ
「ここね、無理してない?」
ここね
「何が?」
まゆ
「無理に笑わなくてもいいよ。私の前では無理に笑わなくていい。ね?」

何言ってるの?キミも殴るんでしょ。お母さんと一緒で。
殴るんだ。殴るんだよ。
ここね
「うん。わかった。」

そんな事思いながらも私は相手に微笑みかける。相手は少し不満そうな顔。
どうしてそんな顔するのかな?分かんない。
まゆ
「クラス行こっ 」
ここね
「うん。わかった」

私は素直に言う事を聞く。聞かなければ殴られるのは分かってるから。
そう、思っていたんだ。

check2 クラス


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