次の日の登校時間
〜蓮〜
俺は今、瑠那と一緒に登校をしている。周りには誰もいない。二人だ。
どうしよう。ラブレターはもってきたけど、渡せない。
俺は、何となくで恥ずかしがらずに渡す。っていう事だったのに、いざとなったら恥ずかしい。
俺は、ちらっと、瑠那を見た。きれいな青い目だ。瑠那は帰国女子で、いつの間にか青い目になっていたらしい。いつまでも見ていたいが、気づかれたら恥ずかしいので、ちら見しかできない。
〜瑠那〜
私が普通に登校していたら、横から、ちらちらと、蓮くんが見てくる。
私は、ドキドキしてきた。でも、蓮くんの顔が急に、優しく笑った。
私は、ふにゃとした、変な気持ちになった。(人は、この気持ちを「萌え」と言うらしいです。)
蓮くんが、急に立ち止まった。私は何かと思い立ち止まった。私も告白しなきゃと思いしゃべりかける。
そしたら急に蓮くんが
「『あの!』」
といった。私とかぶった。
商店街を通り過ぎて、誰もいる気配がなさそうなところに来た。これは、いつもなので怖くはない。
俺は立ち止った。瑠那も、立ち止まった。
俺は横を向いて瑠那を見た。恥ずかしくて、顔が赤くなっているかもしれない。
でも、俺は勇気を振り絞って、
「『あの!』」
ぼくは、
「先でいいよ。」
と、いった