猫を拾った。…その猫、人間だった。

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6:TAYO◆os:2016/02/06(土) 20:32 ID:rRg

第二章
<仲良く>

その言葉を聞くと思い出す、
過去の記憶。


思い出したくない、過去。

忘れたい、“思い出。

親や、友達は、

私から離れると全て、


“偽物

だった。

私と一緒の時はニコニコしていても、

私がいない所では、私の悪口。

それに気付いた時には、遅かった。

段々、私から
離れていった、クラスの人とその親。

それが不思議で、聞いてみたんだ。

”友達に。

友達は、何も言わなかった。

もちろん、私の“親も。

ある日、私は寝ていた。

……夜だったからね。

間違えて、深夜に起きちゃったんだ。

一階におりてみると、親の声がした。

「あの子ったら、

バカなのかしらね。

周りの子から嫌がられているのが
分からないなんて。」

「ああ、確かにな。」

その時は、驚いた。


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