※百合注意
「ねえ茜ちゃん。由美の事、好き?」
可愛らしい丸い瞳が私を見つめる。
私の腕のなかに隠れるように。
大事な、大事な彼女の由美ちゃん。
「うん、大好き」
「へへ……。嬉しいなぁ」
もう一度見つめあってから、そっと唇を重ねる。何回も、何回も。唇がヒリヒリと痛むまで。
「……っ!?」
茜の唇に痛みが走った。それに連なってポタリと血が垂れる。
「茜ちゃん……茜ちゃん。昨日さ、隣のクラスの子と喋ってなかった?」
優しく握られていた手も、次第に強く握られていった。
「誰も……どうせ由美の事なんて……。好きにならないんだ……。私はみんなから捨てられる!」
茜はそんな由美を見ながら、ただ一人震えた。勿論、恐怖もあった。しかしいつも優しく可愛らしい由美が感情的になった事に少しだけ興奮してしまったのだ。
「由美ちゃん……私は由美ちゃんが一番好きだよ? どんな由美ちゃんでも……」
これが本音だ。しかしいつもとは違う由美が見たいという衝動を押さえきれない。
「そうだね。私も由美ちゃんの事嫌いだよ。由美ちゃんはみんなに捨てられるんだね」
こう言ったらどんな反応をしてくれるのかな……?私の事、殴ってくれる?蹴ってくれる?
……ふふ、凄く期待しちゃう。
「じゃあもういいよ。やっぱり茜ちゃんも、あいつらと一緒だったんだね」
ジャラッと低い音がなる。鎖だ。
由美ちゃんに鎖で縛って貰える……。
もしかしたら、私死んじゃうかも。
でも……私は色んな由美ちゃんが見れて幸せだよ?
「やっぱり、ずっと好きな人といるには、こうするしか無いんだよね。ね? 茜ちゃん」
「そうだね……私、由美ちゃん好き。由美ちゃんが好き……」
由美ちゃんと一緒なら……
私は幸せ。
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狂ってる百合っ娘が書きたかった……
そして皆さんヤンデレ素晴らしい。
好みのシチュすぎて感涙……狂ってる子可愛い……