第1話その1
私の名前は青井英里紗,15歳
私は槙原智音,二階堂楓,豊野南海と一緒に
ホームレス生活を外で暮らす。
皆、同じ学年の仲間であるのでさみしいと言うよりは楽しい。
「今日からマリアローズ学園に入学するんだよね?」
「寄付金でね?嬉しいな、こんなホームレスがあのセレブ学園に入学するの」
あたしと南海は話す。
「でも、絶対に馬鹿にされるんじゃ?」
智音は冷静に話す。
「うちもそうおもうんや」
大阪弁で話す楓
「せやけど、こんな贅沢な話なんていいんやな?」
「私もあの学園に入れるの楽しみだな」
私は7歳の時に両親は離婚してしまい
若かった両親は子育ては厳しく身体の弱い心臓が悪い兄,渚のために入院代を払っていたが行方不明に。今では児童施設から寄付金が賄えられている。でも私も今度,高校生。
だからバイトで兄のために使う。
ちなみに兄,渚は今,16歳で年子。
7月21日生まれであるが高校は通信制
うちは週1に兄のお見舞いに行く。
ガラァ
「渚兄さん」
横に眠る渚兄さん。
「・・・・・」
「きっと疲れてるんだ」
「・・・・・あっ.英里紗?」
渚兄さんが目を覚ます。
「兄さん,久しぶり」
「お前,明日から高校生なんだ」
「うん,だけどうちはホームレスだから仕方ないよ。でもセレブ学園に行けるんなんて
夢のまた夢だよ!だからあたし,高校生になったら兄さんの入院代払うから。安心して」
「ごめんな?英里紗,こんな兄で」
「うんうん」
「もし話したい事があればきかげるに話せよ?」
「わかった.じゃあいくね?」
明日から高校生になるんだ。
しかしホームレスだからこその試練もある。