なんて焦ってたけどきっちり準備を済ませて布団の中に入った。
お母さんは帰ってきてないから伝える事は出来ない、
だから明日メモを書いて机に置いておく。
実は私の友達のお姉ちゃんにに最終戦団に入った人がいるんだけど
今は最終戦団を卒業して兵のスナイパー講師をやっているらしい。
友達のお姉ちゃんによれば、いがいと厳しくて面白くて‥でもって
結構楽しい団。怪我はするけど、しんじゃう事はないんだって
「 しなないだけマシ、か‥ 」
私は布団の中でそう呟いた。
怪我するだけでも怖いけど でもしんじゃうよりはマシだよ。
しんだらやりたい事が何もできなくなる
あ〜怖いな‥あ‥そういえばきょうり君も私と同じ小包をもらってたよね‥
もしかしたらきょうり君も‥いや、なわけあるか!私の阿呆。でもありうるかもしれない‥
って、明日はあんなさん?が迎えに来るんだからもう寝ないと。
「 おやすみなさい 」
私は誰もいない暗い部屋で一人眠りについた
午後6時頃 私は窓辺から差し込んでくる明るい光で目を覚ます。
今日はあんなさんって人が迎えに来るはずだから、学校は休み。
先生もそれは理解してるはずだから、欠席の通知は出さなくてもいいんだ。
「 あれ‥ 」
お母さんが帰って来たのか分からないけどメモが置いてあった
『 なかなか帰れなくてごめんね、
実は海外での仕事が目白押しで。しばらく海外に行く事になったんです。
かのんは寝てたから起こさなかったけど、もし何かあったらすぐ連絡してね お母さんより 』
またか。お母さんはいつもそう
帰って来るって言ったくせにこの仕事があの仕事がっていつも言い訳ばっかり。
娘がエリート団に入るんだよ、こんな時くらい帰ってきてくれてもいいじゃんか
「 ‥お母さんのばーか 」
私はいるはずのないお母さんに言うかのようにそう呟いた。