死ぬほど、嬉しかったのよ。

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2:少女匿名:2016/04/22(金) 21:09 ID:eQ2



______ああもう!ボッチフィーバアじゃねえかくそ!!うんこ!!

リア充に対する強い偏見を持っていたあの頃から、かれこれ二年が過ぎました。
みなさん御機嫌よう。申し遅れましたが、私の名前は倉沢 紬と申します。

さてみなさん、ここでクイズです。私は今何をしているでしょうか?
制限時間は3秒。じっくり考えて。……ハイ終わり。
正解は……

「もうさ!クソやべえええええ!って感じ!!」
「まじ〜!?クッソウケるんですけど〜」
「あ、あははは〜……」

答え:リア充に媚び売ってる。

え?>>1はどうしたのかって?あはは。本当にどうしたんだろ。便所で流されたんじゃないかな?……冗談です。

私がこう至るまでの経緯って話せば長いから話さないけど、なんか友達いないって寂しいな〜、と思ったから………要はボッチと思われるのが怖くて猫かぶってるだけですが何か!?
クズだって?最高の褒め言葉さっ……ぐすん。

……取り敢えず、愛想笑いを浮かべていたらなんとなく切り抜けられるようになりはしたけど。うん。苦しいな。とっても苦しいな。これ。
まあ、あの頃に比べたらマシかな?ほとんど僻みだったからなあ…あの頃は。……典型的な勘違い女になっちゃってたからね。自分がマトモだと思ってた分、あの頃の私が一番タチ悪いんじゃないかとさえ思う。

高校生になって、諦めて、嫉妬心も全部かなぐり捨てたら、人の目が気になり出しちゃった。やっぱりちょっと、というかかなり怖いんだよね。人に嫌われるのは。
『話しかけにくい』『ノリ悪い』という理由で切り捨てられるのは嫌って思い始めて。でも、彼らに着いていける分だけのユーモアとかノリの良さとかとか個性ってものが、今まで彼らを頑なに拒み続けた私には無かったんだよね。
だから今は取り敢えず、鏡で練習した笑顔をはっつけて、彼らに追いつかなきゃいけない。

ーー自業自得だよね。どれもこれも全部。

情けないなあ、私。


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