――ああ、空なんて見上げたのなんていつぶりだろう。
白く立ち上る入道雲に澄んだ青空。周りは
深い緑に染まった山々に囲まれている。
そしてこの夏特有の蒸されているような暑さに目が眩んでいく。
私は少しの間眩しい空を見上げ、汗を拭い、
錆びた自転車のペダルを踏んだ。
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蕾と言います。前は名前違いましたが
ひょっこり来ては1ヶ月ぐらいで飽きてしまい
色々放置してしまう。おそらくこれもでしょう。
短い間ですが、できるだけ長く続くよう頑張ります。