〜恋のハート苺のパンケーキ〜
私、梓杏。パティシエールを目指す、小学6年生。
杏「うわぁ!あせも出来ちゃった!」
友亜「杏、かゆそう!」
杏「水で、洗ってくるね。」
友亜「うん。良いよ!私、教室に、戻るね!」
杏「うん!」
水道場
杏「かゆいよ!」
琳也「あれ?杏じゃん!どうしたんだ?」
杏「あせもがかゆくて、ちょっと、水で、ひたしてんだ」
琳也「保健室に、行ったら?」
杏「あっうん。わかった。琳也は、着替えてきな」
琳也「あっああ」
琳也(本当は、杏を保健室に連れていきたかったな)
杏「戻ったよ!」
友亜「杏!!大丈夫?」
杏「うん!」
先生「今日は、家庭科をします!」
友亜「杏、良かったね!」
杏「うん!」
先生「パンケーキを作ります。」
やった!私、スイーツを作れるなんて!!
杏「ゴホゴホ!気持ち悪い。」(嘘)
先生「梓さん、休みますか?休んだ方がいいです。」
杏「大丈夫です!」
先生「準備した人から、行ってください。」
教室に残っているのは、琳也、杏だけだった。
杏「琳也、行きな。もう、終わったんでしょ!」
杏「琳也、私、もう、家庭科室行くからね!」
琳也「待って!話があるんだ!」
杏「はやくしてよ!」
琳也「俺、杏のことが好きだ!」
杏「え〜!!」
杏は、廊下を走って、家庭科室に向かった。
どっどうして、琳也、なんで、好きなの!私だって、好きなのに!