長谷川温泉旅館に世話になってから1週間
宮原葵。佐藤憂月と暮らしています。
ガラァ
「みなさん、今日から働いてもらいます」
この方は長谷川温泉旅館のおかみ
長谷川信恵(72)
渡されたのは着物。
「高そうな着物」
「学校は普通にいけますよね?」
「学校は優先です」
「良かった」と葵はいう。
あたしと葵は部活。憂月はやってないです。
ちなみに高校はそれぞれ別々です。
あたしはK高校
葵はM高校。憂月はR高校。
あたしは
K高校の校章マークつき紺ブレザー
水色のブラウス。
ストライプのネクタイ
紺スカート
セーターとかカーディガンとかベストは
自由。
葵はセーラー服。
憂月はワンピースタイプの制服。