私は何も出来なかった。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧
13:涼葉:2016/08/08(月) 11:50



「母さんと父さんの........せいで。」

小さく小さく呟いた。

この傷は親がつけたものであった。





*━━━━━━*━━━━━━*


毎朝、私が起きるのは夜中や夜明けが多かった。
バシバシと背中を叩いたり
踏みつけたり、それが当たり前だった。
母は暴力をしないが父は暴力を毎日のように振るっていた。
また狭い部屋に響く母の声。

「ねぇ、このテストなに!?」

眠気も吹き飛ばすくらいビクッと肩を震わせ私は振り返った。

「84点.......どういうこと!?何で言わなかったの!?カバンの中で下敷きになってあったけど?!」

「あ.......そんなことでどうして怒るの?」

ついその言葉が出てしまって私はハッとして口をつぐんだ。

「どうして?氷雪。あなたは私と同じ道を歩んで行くのよ。逆らって何様のつもり?」

まただ。親はどうしていつも上から目線なのだろう。

「私は母さんと同じ道を歩みたくない。」

今日は何故か言い返すことができた。
何故か.......自信があった。

「氷雪。いい加減にしなさい!お父さんに言いつけるからね。」

「もう、いい。」

母を無視して私は急いで家を出た。と言っても行く場所がない........。

「え、氷雪?」

そこにいたのは________________。
大嫌いな_________________。


黄緑 星音◆veI:2016/08/08(月) 15:26 [返信]

氷雪、虐待受けてたんだ…(*´Д`)
かわいそう…(´・ω・`)
最後のはわからないな…(-ω-;)


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ