「母さんと父さんの........せいで。」
小さく小さく呟いた。
この傷は親がつけたものであった。
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毎朝、私が起きるのは夜中や夜明けが多かった。
バシバシと背中を叩いたり
踏みつけたり、それが当たり前だった。
母は暴力をしないが父は暴力を毎日のように振るっていた。
また狭い部屋に響く母の声。
「ねぇ、このテストなに!?」
眠気も吹き飛ばすくらいビクッと肩を震わせ私は振り返った。
「84点.......どういうこと!?何で言わなかったの!?カバンの中で下敷きになってあったけど?!」
「あ.......そんなことでどうして怒るの?」
ついその言葉が出てしまって私はハッとして口をつぐんだ。
「どうして?氷雪。あなたは私と同じ道を歩んで行くのよ。逆らって何様のつもり?」
まただ。親はどうしていつも上から目線なのだろう。
「私は母さんと同じ道を歩みたくない。」
今日は何故か言い返すことができた。
何故か.......自信があった。
「氷雪。いい加減にしなさい!お父さんに言いつけるからね。」
「もう、いい。」
母を無視して私は急いで家を出た。と言っても行く場所がない........。
「え、氷雪?」
そこにいたのは________________。
大嫌いな_________________。
氷雪、虐待受けてたんだ…(*´Д`)
かわいそう…(´・ω・`)
最後のはわからないな…(-ω-;)