続き♪
遥『でも、取らないでね!?私の夕日だから。』
結城『取らないでねって先に友達なったり親しくなったの私なんですけど』
遥『諦めてよ。』
結城『なんでよ』
遥『結城は夕日に告白できないでしょ~?好きだとしても。』
結城『それはそうだけど…』
私は言葉を失った。そして決めた。
結城『私夕日のことは、諦めるから。』
遥『ありがとう♪応援してね。』
諦める理由。それは彼女を信頼しているから。彼女は積極的だし、彼女に敵わない。私には無理だ。
~8月~
いよいよ来た。8月第一週目の金曜日。
遥『告白できるかな〜』
結城『できるって!!』
私は先輩たちと屋上の入り口で見守っていた。
夕日『相談があるって手紙に書いてあったけど、どんな相談だ?』
ああ、また手紙。彼女は手紙を彼の下駄箱に入れて『相談に乗ってほしい』と言い、来てもらっていた。
遥『好きなの。夕日のことが』
手紙まで書いてきていた。渡していた。
そこからの会話は聞こえなかった。彼女と彼が話を終えて歩いてきた。
結城『遥!!返事は??』
遥『近いうち勉強教えてって頼んだら、明日教えるらしいから、明日返事もらうの。』
果たして返事は!?続く♪