水頬の泡。

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2:八尾:2017/02/01(水) 20:30

俺は魔法使いの奏。

魔法使いと言っても俺は特別な魔法使いだから、可笑しいんだ。

人一倍、恋を然る冪、人一倍、愛を分かち合う冪、人一倍、性を司る冪、……、

何か、嫌な気がする、俺は、俺は…、

魔法使いじゃなくて…ホモ…だって…、ばあちゃんに言われた。

「うわぁあぁあぁ」

やだよ、ばあちゃんホモなんて、言わないでよ…

「、奏、黙れ、…、」

「ヒッ、お、お兄様…、」

あぁ、もう人里に降りますね…、じゃぁな、この世、。

「いつになったら…って、逃げたか…、」

水色の泡と共に俺は人里に降りた。


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