私を友達だと言ってくれる人も居ます。それが、坂本桃華だったのです。そしてもう一人、私の事を嫌いだというのを隠しもしない、鈴村彩香という子もいました。その二人はとても仲が良く、鈴村さんは、坂本さんのことを溺愛していました。
鈴村さんは、私が坂本さんと話していると私を無視して坂本さんに話しかけ、いつも私に早く離れろというオーラをだし、私はいつも離れてしまいます。鈴村さんがいる限り、私は絶対一人かな、そんなことを考えていた時です。今まで、一度も同じ班にならなかったのに、最後の最後で、同じ班、しかも前後の席になってしまい、学校に行きたくないそう思いましたが、堪えて学校に行き、二週間が経ちました。そんなある日