20XX年4月、とある極東国家"満州共和国"の首都を襲った惨劇の報は世界を駆け巡った。
突発的な事態ゆえ当初は情報が錯綜し、恐れていた首都直下型地震であるだとか、隕石の落下であるなどと憶測が飛び交っていた。
しかし"災害"の発生より数日後、突如謎のグループより、焦土と化した満州共和国首都を発信源とする声明が発せられた。
"新人類解放戦線"を名乗る12人の若者達は、人智を超越した異能力者であると嘯き、全世界への宣戦布告を発した。
その後、反撃に出た満州共和国国防軍との戦闘により3名の戦死者を出すも、彼らは交戦の意志を曲げず抵抗を続けていた。