空を見上げた時、涙を流したのは、僕だった。

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3:あいあい:2017/03/18(土) 14:31

キュッ キュッと鳴り響く、バッシュの音。

スパッと鳴る、ボールがゴールに入った音。

聞こえる、女子達の歓声。

夏樹「…よし」

私、相良夏樹は、女子バスケ部のキャプテン。

今は、男子バスケ部が試合をしてた。

その中には…

柊「よっしゃー!」

幼馴染みの柊もいる。

女子「柊君、カッコいい〜♥」

女子「さすが〜♥」

女子達は、柊にメロメロ。

柊は、バスケに関する事だと、キャラが変わる。

普段はクールだけど、バスケの事だと、小学生みたいに明るくなる。

柊「…あ、夏樹!」

私を見つけ、駆け寄ってくる柊。

柊「見てたか?点入れたの」

夏樹「うん、さすが!」

男子「おーい、柊!始まるぞ!」

男子「戻ってこいよ〜!」

柊「あ、今行く!」

ポンッ

私の頭に手を置き

柊「絶対、また点入れてくる!」

笑顔で戻っていった。

夏樹「…頑張れ!」

柊の背中に向かって、大声で叫んだ。

柊が振り向いて…

柊「…おぅっ!」

笑い返してくれた。

私達の切ない物語、聞いていきません?


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