マロン:「んー……」
都樹羽:「どうしたマロン」
マロン:「いや、宝くじって6億円くらいでしょ?そのうちの50万って結構安いほうじゃないかなーって。」
さすがは元大統領の娘。お金のありがたみを分かっていない。
藍翔:「いや、ミニスクラッチで当たったんだよ。そもそも、ジャンボとか買う金がない。」
紫舞:「財布どんだけ悲しいんだよ。」
藍翔:「はははw(泣」
夢天:「で、どこいくか決めたの?」
都樹羽:「山がいいか海がいいか。」
宇宙:「キャンプかよw」
マロン:「ネットで探すのが一番じゃない?」
都樹羽:「だね。」
ーー1時間後ーー
もう既に皆違う事を始めていた。ゲームをしたり、絵を描いたり、寝てる奴もいた。
都樹羽:「……ん?」
宇宙:「どうした?」
都樹羽:「いや、『誰も訪れていない所』だって。」
夢天:「なんですか、それ。」
マロン:「なんか、不気味だね。」
都樹羽:「でも、画像が凄い綺麗なんだよ。宿泊施設もちゃんとあるらしいし。」
都樹羽は、次々と画像ファイルを開いている。
紫舞:「誰も訪れたことが無いのなら、写真なんて撮れるはずないし、大体そんなん嘘に決まってるでしょ。」
腕を組みながらドヤ顔で話す紫舞に少しムッとした都樹羽だった。
都樹羽:「それもそうだな。じゃあ、ほかを探そうか。」
再び探し始める都樹羽を心配そうに見つめている皆であった。
いや、この下りは終わりっす。紛らわしくてごめんちょ(´へωへ`*)