ピピピピッ…ピピピピッ… 朝のアラームが私を起こす。 紬「う〜ん…朝はこんなんだから嫌いなのよね〜…」 ブツブツと独り言を言いながらアラームを止める。 そして、今日の第一歩を歩み出す。 紬の母「早く起きなさい!今日は入学式でしょうが!」 え…?と、私の中で何かが疑う。が、すぐに理解した。そう、今日は私、高校の入学式なのだ。 紬「あ、あーっ!忘れてた!やばいやばい!」 紬の母「ったく…高校最初の朝くらいちゃんとしなさいよ…」 母は呆れた顔で言う。