と、実感している間にも時間は過ぎていく。テレビの時間を見ると、これだけで10分もかかっていた。 紬の母「そろそろ遅刻するわ!早くしなさい!」 母に急がされ、髪をセットし、人生初のローファーを履く。 中学はいつも、運動靴と上履きだった。これも実感した。 紬「行って来ます!!!」 私は、笑顔で登校した。