トリップ変えました。これから統一していこうと思います。
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翌日。
「モナミー!ちょっと話そ!ガールズトーク‼」
最高のテンションで、モナミの所へ突撃した。
「なに?トウナ」
ララさんのアドバイス通り、ちゃんと話さないと!
まずは……告白されたことからだよね。
「あのね、モナミ。わたし、大地に告白されたの。女子として好きだって……」
モナミは目を見開き、ハッと息を飲む…(息を飲むって使い方あってるかな?)……かと思いきや、平然としていた。
文字通り、けろっとしている。
「ふうん。で?」
これにはこっちが驚く。
「で?って、モナミ!大地のこと好きじゃないの⁉」
「好きよ」
あっさり、ストレートな言葉が返って来て安心する。
「なら何で?なんで何でなんでー‼」
なにが「なんで」なのか、自分でもよく分からない。
しかしモナミは、またもや平然と答える。
「なんでって、大地くんはトウナのことが好き。バレバレじゃない。とっくに知ってたわよ」
「えっ?えぇ??」
知ってたの⁉なんで⁉
「なんでも何も、近くにいたら凄くよく分かるし……」
失恋したのよ、あたし。そう付け加えて、モナミは力なく笑った。
しかし、それも一瞬。
「で?」
「へっ?」
次の瞬間には、いつもの強気なモナミに戻っていた。
「あなたは?大地くんのこと好きなの?」
そりゃ、もちろん……
「好きだよ」
好きだけど……。
「よく分からない。男子としてなのか、人としてなのか、友達としてなのか……。どんな意味であれ、好きなのにかわりはないけど……」
そう。分からない。自分の気持ちが分からない。ストレートな本音だ。
「よく分かんない。でも、どんな意味であれ、大地が好きなのに変わりはないから……」
そこでモナミは、はぁっと息を吐き出した。
「なによ。なんでそうかなぁ……」
「え?どうしたの?」
怒らせちゃった……?
「何でもない。神様に言ったのよ」
そして軽くウインク。
「いいのよ、あたしは、もう……。だから、トウナ!」
ビシッと指を突きつけてくる。
「その気持ちを大地くんに伝えなさい!」
Iモナミの失恋(?)
です。