ー次の日ー
また百合に話しかけてみた。
マリ「百合」
百合「しつこい」
マリ「私たち今まで友達だったじゃん!なのに急に無視するなんて…‼何で!?私がなにかした!?」
百合「いい加減黙れ!」
タタタタタタ
百合は走っていった。
マリ(なんで…)
ー次の日ー
マリ「おはよう」
今までざわついていた教室が一気に静まり返った。
みんなの視線が私に注目する。
マリ「……?」
私はクラスメイトの愛華に話しかけてみた。
マリ「ねぇ愛華」
愛華「話しかけないでよ……気持ち悪い」
マリ「え?」
周りからはクスクスと笑い声が聞こえる
ふと百合と目が合った。百合はニヤッと笑った。
マリ(これ全部百合がやったんだ。百合がみんなに言ったんだ。酷い)
ー休み時間ー
マリ「ねぇ百合!朝の百合が仕掛けたんでしょ!?」
百合「知るわけないじゃん。てか気安く話しかけんな。」
マリ「は…?」
その時。
キーンコーンカーンコーン
みんなガタガタと席について行く
そして私も座った
ガラ
先生「それでは授業を始めます。教科書の68ページ開いてください………………」
授業なんて全く耳に入らぬままその時間は終わった
百合はいったいなんの目的でこんなことを…………