第1話「進級」ー優美の場合ー
私は相澤優美。
ごく普通の新中1。
普通と言っても私は普通以下。
普通以下ってことはいわゆる地味子。
そんな私が進級してから変わった────…
入学式…
私は今日から中学生だから制服を着ていく。私の学校の制服はセーラー服だ。
そして制服を着終わった後…スマホから「〜♪」LINEの音楽が鳴った。
優美「…?」
そしてLINEを確認すると親友の凛から1件「今日から中学生だね!楽しみ〜」
そう書いてあったので一応そうだねといれておいた。
そしてご飯を食べ,髪をセットし,時刻は七時半になっていた。
優美「もう出よっと」
そしてリビングを出て玄関へ向かう。
と、母親が出てきて
母親「いってらっしゃい」
優美「行ってきます!」
ガチャ!
そして私は勢いよくドアを開け外へ出る。
スタスタと歩き始める。
それから私は学校へ向かうまで考え事を始めた。
今日から学校で友達ができるかとか…………一番心配なのはいじめられないかだ。
まぁそんなの無いよね。大丈夫だよ。
そう自分に言い聞かせた。
そんなこんなでもう学校だ。
ー中学ー
中学校には知っている子が多かったが他校から来てる子も多かった。そして私がキョロキョロしていると、凛が来た。
凛「優美ー!」
優美「凛、おはよう」
凛「うんおはよー」
優美「凛はクラス名簿見た?」
凛「見たよ〜それでね!優美と同じクラス!」
優美「やった〜マジ!?」
凛「マジマジ〜!でもね聞いてー…」
優美「…?」
凛「リエルちゃんがいるって最悪じゃない?」
優美「リエル?」
凛「ほらーおしゃれだけど不良の子」
私はリエルという名前を小学校の頃聞いたことがあった。
たしか、髪を染めてて、教師に普通にタメで、耳にはピアスをしてて、「学校1最強の問題児」というあだ名がつく子だった。
まさか…そんな子がうちのクラスに……?
私は聞いてみた。
優美「え…そのリエルちゃんが同じクラスとか?」
凛「そーそー」
優美「…」
私が黙り込んだのと一緒に校門の方から騒がしい声が聞こえてきた。
リエル「てか学校とかめんどくなーい?」
優香「ね〜〜!」
紗奈「なんで学生なんてあるんだろ〜!」
マリ「無くていいのにー!」
リエル「キャハハハハ!まじでなくていいよねー!」
優香「うん!」
リエルたちだ。
凛「噂をすれば…何とかね」
小声で凛が言った。
優美「うん」
時間ないのでここまで!