優美「うん」
私がそう言うとリエルがこっちをチラ見した気がした。
気のせいか…。
ー教室ー
教室ではみんなザワザワしている。
みんなを見渡していると凛が…
凛「ねーえ私ちょっと保健室行ってくるから先生に伝えておいてくれない?」
優美「分かった。お大事にね」
凛「うん──…」
凛はどこか体調が悪いのかそそくさと保健室へ行ってしまった。
と、その時。
リエル「ねえねえ!名前は?」
リエルが私に話しかけてきた。
優美「相澤優美…」
リエル「そうなんだぁー!優美って呼んでいい?私のことはリエルって呼んでねー!よろしくうー」
優美「うんよろしくリエルー」
リエル「うん!でね!うちらのグループに入ってほしいのー!どう?入る?」
リエルは私の気持ちを聞くような口振りだが明らかに「入んなさいよ」という目で見ていた。
優美「うんはいるー」
リエル「分かった!じゃあ廊下いこー!」
優美「え……」
私はリエルに腕を引っ張られながら廊下へ出た。
ー廊下ー
優香「えー!この子が優美ちゃーん?かわいーい!」
紗奈「ホントだーチョ-カワイ-!」
マリ「ねー!カワイー!」
リエル「でしょー!?そーだ!みんな自己紹介しない!?」
優香「サンセーイ!じゃあまず優美ちゃんから!」
いきなり一番に指名されたので正直戸惑った。
優美「え…と,相澤優美です。よろしく」
優香「じゃー次私!秋元優香!よろしく!」
紗奈「遠藤紗奈だよーヨロシクー!」
マリ「島田マリでーす!よろしーく!」
リエル「私は神崎リエル!よろしくね!」
優美「よろしく」
皆「うん!」
その時、
キーンコーンカーンコーン…
リエル「アッー!チャイム鳴っちゃったー!教室戻ろー!」
皆「うん!」
そしてゾロゾロとみんな教室へ戻っていく。
なんか…リエルちゃん達って意外といい子かも。
でも凛に言ったら「えーやだー!」って言われそう。
凛には黙っておこう。
はいここまでです!
時間無いので!