時は奈良時代…元明天皇は『古事記』を後世に受け継ごうとある人物をスカウトした。
稗田阿礼(ひえだのあれ)という28歳の舎人(とねり:主に雑用とかする役職)
だ。阿礼さんはめっちゃ賢くて、さらに一度見たものは暗記して一度聞いたことは忘れないというスーパー能力を持っていた。
元明天皇「帝紀と旧辞の記録には嘘ばっか書いてるから、嘘を削った文章阿礼さんよろしく〜そんで太安万侶は阿礼さんが言ったこと記録してって。」
太安万侶&稗田阿礼「おk」
こうして2人は古事記を撰録していったのだ…
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何故帝紀と旧辞に嘘が多いのか
聖徳太子が残してくれた書物を中臣鎌足と中大兄皇子が起こした『乙巳の変』で蘇我入鹿を暗殺した時、入鹿のパパの蘇我蝦夷が大激怒して自宅と聖徳太子が残した書物を一緒に焼いて焼身自殺したから。
ちなみに元明天皇は女性です。
ちなみに太安万侶は、おおのやすまろ と読みます