「まっ標的として頑張って〜〜!笑」
私の元親友。
エリナがそう言った。
その日から私の毎日は闇へと変わった。
ー学校ー
真依「ねぇ、エリナ」
エリナ「ゆーい!ちょっといーい?」
ゆい「いーよー!」
真依「…………」
そしてエリナとゆいは廊下へ出た。
エリナ「真依の事なんだけどね〜真依をトイレに連れてきてくれる!?」
ゆい「OKー!」
エリナ「ありがとうー!じゃ今連れてきて!トイレに!」
ゆい「りょっ!」
そしてゆいは教室へ戻り、
ゆい「真──依」
ゆいは鼻歌を歌うように真依を呼んだ。
真依「何」
ゆい「トイレ一緒にいーかない?」
真依「いいけど(どうせまたいじめんでしょ)」
ゆい「じゃー行こー♥」
ゆいはニタニタしながら真依の手を引っ張りトイレへ連れていった。
ートイレー
ガチャ
ゆい「エーリナ♪真依連れてきたよ───‼」
エリナ「サンキュ!ゆい!」
ゆい「うん!」
真依「何する気」
ゆいとエリナの後ろには凛、百合、亜美がいた。
エリナ「凜、百合!やっちゃって!」
凜・百合「りょっ!」
そういうと百合と凛は私の腕をガシッと掴んだ。
真依「ちょっ…と‼」
エリナ「亜美!あれ持ってきて!」
亜美「OK!」
そして亜美は用具室からモップと水の入ったバケツを持ってきた。
亜美「エリナ様!」
エリナ「よくやったわ」
そう言うとエリナはモップを水につけ私の胸にぐいっと押し付けてきた。
エリナ「どーう?真依、水は気持ちいい?」
真依「やっ…やめてよっ…‼エリナなんでこんな事っ…‼前まで友達だったじゃん!」
エリナ「何でか?面白いから」
そう言うとエリナはもっとモップを強く私の胸に押し付けてきた。
真依「いっ…………」
エリナ「気持ちいい…でしょ?」
真依「っ…え…りな…‼さい…てい‼」
私の最低という言葉を聞くとエリナの顔色が変わり水の入ったバケツを持ち私の頭の上からバシャッッと掛けてきた。
真依「っつめた!」
その時、
キーンコーンカーンコーン
エリナ「あーあつまんない!この続きは昼にしてやるからな!」
亜美「こんなんじゃ終わらせねえからな!」
そういうと亜美たちはトイレを出ていった。
真依「っ……」
私は泣きたくなった。