「あーやばいー!遅刻ー!」
私は秋元莉子。
中学1年生。
学年一美人って有名で男子も女子もみんな寄ってくる。
だけど私は告られても断ってしまう、、理由は、あの人が好きだから──……
「莉子!」
私は名前を呼ばれ振り返る、
「州ー!おはよー」
「おう」
私たちは軽く挨拶をする。
その時、
バタバタと数人が走ってくる音がする。
私が音のするほうを見ていると、昇降口に入ってきたのはゆいとマリだった。
「おぉー!莉子ー州ー!おはよーう!」
いつもと同じで元気いっぱいにゆいが挨拶してくる。
「ゆいおはようー!」
「おはよー」
マリも挨拶をする。
「うん!」
キーンコーンカーンコーン
私はチャイムを聞いて、
「やばっ!ゆい、マリ走ろー!」
「「うん!」」
「…」
そして私たち4人は教室へ走りなんとか間に合った。
そして私たち4人はそれぞれの席へつき前後の子と軽く挨拶する。
そんなふうに話していると先生が来た。