第一章 私
瞼裏にはいつもあの日の事が
……………………
「起きてください!!」バサッ
彼女の声と朝の眩しい光で私は目が覚めてしまった。
「もぉ、今日は休みよエミリー……」
私はそう言うとうつ伏せになり、また寝る
体制になった。
「お嬢様、今日は学校ですよ。」
私は驚いて飛び起き部屋にある壁掛け時計を見た。
「何言ってるのよ、まだ夜中の3時じゃない。まったく、エミリーは……」
「お嬢様!!あの時計は壊れてるって自分で言ってたじゃないですか!!今は朝の7時2分です!」
「なんで、起こしてくれなかったのよ!!」
私はとても機嫌が悪いので、強く言った。
「お嬢様が、明日は自分で起きるとおっしゃっていたからです。私は、悪くありません。」
私は昨日の自分を思い出し深く後悔したが、
「でっでも、いつもどうり起こしにきてよ!!」
ここで一旦休憩。
おやすみなさい。