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9:暁ハカセ:2017/12/07(木) 21:50

1時間目は生活魔法
2時間目は補助魔法
3時間目は回復魔法
4時間目は空間魔法
5時間目は防御魔法
だいたい、この内容で1週間勉強する。
6時間目はあまり無いが6時間目は復習をする。
この学院は白魔法を重点的に勉強する方針
らしい。

4時間目を終え中庭で昼食を食べる。



朝、エミリーから受け取ったお弁当を開けると中身が空っぽだった。
毎日、お弁当はエミリーが作ってくれるのだが。

「えっなんで!?」
いままでこんな事は無かったので驚いてしまった。

「んっ?どうしたのミナ?」
レイが心配そうに、お弁当を食べながら聞いてきた。

「お弁当の中身が無いの!」
「えっ!珍しいね。あのエミリーさんが!」
レイにはエミリーが真面目な性別で優しい人だと思われている。

本当はエミリーはおっちょこちょいで、昨日はティーカップを割ってしまったほどだ。
エミリーは私と同じ年でメイドをやっているのであまり慣れていないのだ。

「はぁ〜今日は昼食無しか……。」
私は絶望した。学院で一番楽しみなのは、
お弁当に何が入ってるか見る事なのに。

「ミナ!ウチのお弁当半分あげようか?」
「いいの!?でも、レイの分が……。」

「じゃあ、今日はウチがあげるから、次は
ミナがウチにおかずをちょうだい!」
レイが笑顔で言った。


「うん!約束するよ!!」
やっぱりレイは親友だ。改めて思った。

レイは自分のお弁当に入ってたサンドイッチを半分出し水筒からミネストローネをコップに注ぎ私に手渡してくれた。

「めっちゃ美味しい!これレイが作ったの?サンドイッチもスープも!!」
「まぁミナと違ってウチは、料理には自信があるからね。」

少しムッとなったが、エミリーの料理より美味しかった。
私は料理が下手なので、こんなに美味しい料理を作れるレイを尊敬した。


レイと世間話や愚痴を吐きながら、昼食を食べ終わった。

「ありがとう。」
「別にいいけど、約束したからね!」


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