1,助けてくれた…? 学校なんてきたくない。そんな毎日がつまらなくて、苦しくて……。だって、友達なんていないから__。でも、行かなきゃいけない。そう思って私は、教室に入っていく。 バコン!! 扉を開けたとき、黒板消しが頭の上に落ちてきた。 「ギャハハ!うける〜〜。つか、鈍くね?」 クラスの女子達が一斉に笑い出す。 今日も始まる、悪口の嵐と嫌がらせ。そう、私はいじめられてるんだ…。悪いことをしていない、普通に過ごしていただけのこの私が。