空回りで、すれ違いだった1p〜キライ・バカ・スキ?〜

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5: アーヤ◆TQ:2018/02/23(金) 18:52

@2.私と勇兄T 

ファミレスで楽しそうにしてるところを見てもっとまた嫌な感じがした。

私は勇兄の親戚の妹みたいに、可愛がってもらえた。
けれどこの感情は何か何かと考えていると,勇兄達がファミレスから出てきた。

私は出てきた勇兄の方に掛けろうとしたのと同時に、恋歌先輩が初音先輩を見て勇兄の背中を押した。
たぶん恋歌先輩は、夕方になったから危ないってことにだけど私は見ているのが辛くなってきた……

私はよく分からないけど、泣きそうになって走った。
走っているのと同時に私と同じ様に,李斗先輩も切なそうに恋歌先輩のことを見ていた。
「あれ心愛,何一人?」

ひなたちゃんが私に気付いているけど、李斗先輩は今の私と一緒な感じに見える。
「うん一人だけど、ひなたちゃんは李斗先輩と……」
ひなたちゃんが私の目がどこを向いているのかを見てから否定した。

「恋の相談ってところかな?」
「恋の相談?」
私はまだ恋をしたことがないから、分からないけど何の相談をしたのか聞いてみたい。

「何の相談したの?」
いきなりだったからか李斗先輩が顔を伏せていたのを持ち上げて驚いた様に私を見た。
「えっ、何のって……何で俺を見てくれないとか」
私も勇兄にはいつも見て欲しいって思う様に,李斗先輩も同じだったのかなって感じた。

「そして今日は他の男と一緒にいるなって、嫉妬までしたんだって……アレ心愛ちゃん」
「どうしたの心愛!!?」
私を心配するひなたちゃんに李斗先輩だけど、私この感情に気付いちゃった……

「私帰るね……」
またしても走って走って行くけど、途中強く握って呼び止められた……!?


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