その願いは、 “幸せな人生を贈りたい” 「……え?」私はつい、その言葉に反応した。彼曰く、残酷な人生で去りたくないとの事…。 (案外、簡単な願いだな…まっ、記憶を書き換えてればすぐ終わるからな…)私は、そう思い彼の記憶を書き換えた。“事故にあったのは千夏だけ”これでOK…あとは、何人か人を操るだけか…。そうして私の計画は順調に進んだ…。