3,不思議な事務所 (夏音side)
道を歩いていくと、ちょっとずつ暗くなっていき、私はちょっと怖くなってきた。
「ヤバい・・・沖田さん〜」
私、暗いところは好きじゃない。
土方さんはニヤリと笑っただけ。
ドSめぇ〜!
「事務所・・・?」
私は、その建物を見て、思わずつぶやいた。
なんとなく・・・そう、なんとなく、私は入らないといけない気がしてきて。
「不思議な事務所・・・」
私は、フラッと事務所に入ってしまった。
「夏音、買い物は!?」
土方さんの怒鳴り声すら耳に入らなかった。