第2章 インターネットで人助け
メールを送ってから数分後。
静かな部屋に着信音が響く。
私はすぐさまその携帯を手に取る。
相手は
ツイッターの名前
古町だった。
メールの内容は、、、
ありがとうございます。
では、その日を楽しみに待っています。
との事だった。
私の胸は高鳴る。
理由なんて簡単。
彼女を助けられる。
彼女が喜んでる。
それだけで、、嬉しい。
考えるだけで、どんどん鼓動が激しくなる。
そして私はその勢いでツイッターのアカウントを作る。
名前は
お望み叶えます。【手伝い屋】
人助けをするのなら、名前かそうしよう。
そう考えた。
私はさっそくツイートする。
人助けします。
家出のお手伝い。自殺、また死ぬためのお手伝い。
なんでもお手伝いします。
#人助け
#死にたい
#家出少女
#家出
と、、、。
4月23日……
それは明後日だった。
私は大きめのバッグに
包丁
縄
鋸
タオル・バスタオル
を詰めて用意した。
だんだんとその日が近ずくのを、ひしひしと感じている私がそこにいた。
他の人も助けたいなー、、
依頼来ないかな、、。
なんて思いながら私は深い眠りにつくのだった。