第1話!〜塾出逢い〜
「ええええええええ⁉」私、今福彩音は母の言葉に思わず叫ぶ。「あーもう、うるさいわね。塾に行けって言ってるだけじゃない」
母の手には5年生の振り返りテストが。「全教科合わせて45点なんて凄いじゃんwwwwww」後ろから父が笑いながら言った。
そりゃ45はヤバいけど、塾はヤダ!「あ、もう申し込んだから」「はああああああ⁉」
とゆーことで、来ました!「えーと今日は社会か···」一時間の授業を終えて、帰ろうとしたとき、ドンッ!
「え⁉」社会教師の鯱虎先生⁉「君···可愛いね。」「えっえっと、あの〜···」顔を近づけられる。な、なにこれ〜(ToT)
「授業中、ずぅっと俺のこと見てたよね?」ちがうぅぅ!授業だからだろっ!
「好きなんでしょ〜いいよ〜いいよぉ〜ちゅーうしてあげるぅ〜ヽ(●´ε`●)ノ」キモッヤダ、つかまれてるから動けないぃぃ!
「チューーーーーーーーーーー💋」なんでっ私のファーストキスが変態ロリコン教師なの⁉
チュッ
「え·········嘘?」キス、してしまった。それは、鯱虎ではなく、確か国語の··········和歌山霧斗先生·····?
「また女児に変なことを·····」「和歌山⁉おま···また女の子との恋を邪魔しやがって!」「恋?」
ちょっとちょっと····何が起きたの⁉「君、鯱虎好きか?」問われる。あ、私?「全く」
「だろ?あと、さっきのキス···鯱虎とのキスを防ごうとして···あっわざとじゃないんだ!」「いえ、大丈夫です」
「じゃ。」和歌山霧斗先生は、鯱虎を連れて去っていった
胸がドキドキしてる···