2話 委員会と大和ちゃんッ
〜次の日〜
どうも小山乃花です
今、ものすごくドキドキしてます!
なぜなら隣に大和ちゃんが座って居るからです!
やっぱり大和ちゃんは可愛いなー
1日たったのにドキドキがおさまらない
一応言っておきますけど私はレズじゃないです!!
「えーそれではまず学級委員から決めます」
先生のその言葉で我に返った
そうだった今は委員会決めの時間だった!
ちなみに私の通う美少女小学校は
・学級委員会
・放送委員会
・集会委員会
・生き物委員会
・清掃委員会
・保険委員会
・体育委員会
・給食委員会
・掲示委員会
の9つの委員会がある
この中で1番重要な委員会が学級委員会だ
学級委員はクラスで代表の人が入る委員会だ
でもこんな大変な委員会には誰も入りたいと思わないだから毎年皆の推薦で決まる
今年は誰が選ばれるんだろ?
「学級委員やりたい人いますか?」
シーン
そりゃそうなるなー
「じゃあ今年も推薦で決めるぞ!」
やっぱり推薦かー
「やっぱり萌華じゃない!?」
「女子は萌華で決定じゃない!?」
「萌華がいいなー」
「萌華が1番向いてると思う」
そんな声が聞こえた
萌華って言うのは女子の中心で可愛くて綺麗だから男子からも人気がある
でも私は萌華の事はあんまり好きじゃない
可愛くて綺麗で”性格が良かったら好きになってた”かもしれないでも萌華は裏表が全然違う
表向きの萌華は皆に優しくちょっとドジっ子で笑顔が可愛いくて華奢な女の子
裏の顔は気に入らない人はいじめる女子の中止にいるから誰かをいじめるなんて簡単だドジっ子というのも嘘だただ単に少しドジな方が男ウケが良いから
萌華はそんな表向きの性格のおかげで毎年女子の学級委員は萌華だ
でもそんな子が今年も学級委員になるなんてやっぱりおかしい
「じゃあ女子の学級委員は萌華さんでいいですか?」
「私、大和ちゃんが良いと思います!」
思わずそう叫んだ
あっ大和ちゃんが良いって言った理由言わなきゃ
「ええと大和ちゃんは凄く優しいし運転も勉強も出来るしリーダーシップもあるし…あっあとは毎年萌華なので最後の1年はちょっと気分を変えるのもいいんじゃないかな?と思いました」
私は思いっきり大和ちゃんのいい所を言いまくった
隣を見ると大和ちゃんが頬を赤らめていた
「そんなこと言われた照れちゃうな〜」
頬を赤らめた姿も可愛いな
そんな会話をしていたら皆がザワザワしだした
「確かに毎年萌華じゃちょっとね」
「確かに大和ちゃんリーダーシップあるしいいかも!?」
「勉強も運転も出来るし学級委員には向いてるかも!」
大和ちゃんが学級委員をやる方向にむかってる
「うん確かに大和さんもいいな!じゃあ萌華さんと大和さんどちらにするか多数決で決めようかじゃあまず萌華さんが良いと思う人手を挙げてください」
先生がそう言うとクラスの半分くらいの人達が手を挙げた
先生が手を挙げた人の数を数え終わり
「大和さんが良いと思う人手を挙げてください」
と言った私は思いっきり手を挙げた
先生が数え終わった
さぁどっちだ!
「今年の女子の学級委員は………………大和さんです」
やった〜
そしてその後男子の学級委員も決まった
授業が終わる頃、萌華は大和を睨んでいた
そんなこと大和も乃花も知らなかった