あーこちゃん達に知らせなきゃ
そんなことを思っているとチャイムが鳴り私は自分の教室へ行った。
30分後…
長かった話がやっと終わり休み時間
私がさっきのことを思い出し席をたとうとした時
「えんりおー!」
あーこちゃんたちが笑顔で手を振っている
その中にはさっきいなかった長瀬響子がいた。
「あ、先輩達〜!」
「も〜!えんりお〜!嬉しすぎてやばみ!」
「え、何がですか〜?」
「兄弟学級に決まってるじゃん!同じとか嬉しみすぎてやばみ!」
「あー!私もめちゃくちゃ嬉しいです〜!」
「もー!可愛すぎ!ちょっと1年のみんなー!この子に手ー出したらあたしらがぶっ飛ばすかんなぁー!」
あーこちゃんがそう言うとみんなビクッとしてこしょこしょばなしを始めた。
かすかに聞こえてきた言葉は
「…の先輩さ……………だから敵に回したら…………………………」
よく聞こえなかったがあーこちゃんたちを敵に回してはいけないことだけはわかった。
「えんりお?どした?」
「えっなっなんでもないです!」
「そお?てか今外でさえんりおの入学記念っつー事で写メ撮ろ!」
「いーよー!」
「えっ…」
「ん?」
「スマホって持ってきていいんすか?」
「あー!いーのいーの!てかあたしの周りみんな持ってきてるし」
「そ、そーなんすね」
「そそ!早く外行こ!」
「あ、はい」
「よーしレッツゴー!」
そーいうとあーこちゃん達は走り出したので私も一緒に走り外へ出た。