そして、休み時間。
「おい三澄!ちゃんと気持ちをはっきりさせろよ!お前の好きな人、誰なんだよ」
晴!?晴の隣には、大河が恥ずかしそうにしていた。私は、大河の顔を見てやっと気づいた。
私の好きな人、それは...
「...こいつだよ」
私はゆっくり近づき、大河と手を繋いだ。
「ごめん。気持ちはっきりしてなくて。でも、三日間で大河が好きだって思った。
彼女になっても...いい?」
言いたいことは、言い切った。大河の気持ち、変わってませんように...。
「じゃあ、これから俺の彼女ってことで。よろしく!」
そう言って、大河は私の頭をポンとして、晴と一緒にどっか行ってしまった。
「よかったじゃん、彩夏。初彼、GETしたんだよ!」
え、美琴!?...そっか。本当に、大河とカレカノ同士になれたんだ。
芽生えたばかりの恋、大事にしよう。今日のことは、きっと一生忘れられない。
Happy End☆
おおおぉぉぉ!!!!!!!