「おーい、さっき大河が戻ってきたから聞いてみたんだけどー、部活の写真渡してただけだってよ!」
そしたら、「えー」「期待してたのに〜...」って言う声がいっぱい聞こえた。そんな中、私は一人喜んでた。
とにかく、本当によかった。...だよね、大河が二股、なんてね。
あれから時が立ち、私は高校受験に打ち込むので、大河や美琴と関わることがへってった。目指すは大河と同じ高校。一緒の高校へ行こうと、約束したから。
私は勉強があまり得意じゃないので、塾にも通い、毎日家で予習復習をするようにした。
「ねぇ、今日一日でもいいから放課後遊ぼうよ...」
「...ごめんね」
私は、何もない時に、美琴の誘いを断るのは、これで初めてだった。
ごめんね、美琴。大河と同じ高校、行きたいの。
2,3月になり、休み時間も勉強をした。どうか、受かりますように...
そして、いよいよ受験日が来てしまった。
よかった……