「将来の夢...かぁ...」
狐崎美衣の机の上に自己紹介カードがある。
美衣は志望校も将来の夢もない引きこもり女子。
「みんなは終わってるのにな〜...」
「ちょっと美衣!あんただけよ!自己カ終わってないの。」
生徒会の副会長の霊夢は美衣を叱る。いつもの光景(笑)
「だってだって!なりたいものなんてないもん!」
「うー...ん」
二人の言い合いの後ろで生徒会の会長、魔理沙は悩んでいる。
生徒会だから何とかしようと思っている(っぽい)
「そうだ!みんなで将来の夢を言い合おう!そしたら何か変わるハズだ」
昼休み
「全員集まったな?じゃあ言い合いスタート!」
「闇ちゃんは何になりたいの?」
聞かれた闇ちゃんこと夜河闇依。
「...神かなww」
「男子か!参考にならん!」
「亜衣は?何になりたい?」
聞かれたのは美衣の妹、狐崎亜衣。
「......」
「亜衣は総理大臣になりたいんだってさ!」
代わりに答えたのは亜衣の双子の兄、狐崎悠斗。
「ユッユートッ!」
「ユートは?」
「自宅警備員」
即答。ちなみに自宅警備員とはニートである。
「苺ちゃんは?」
聞かれたのは氷河苺。
「ケーキ屋さん...」
笑えなかったのでノーリアクションだった(笑)
「明日斗は?」
聞かれたのは黒河明日斗。
「公務員でいいやw」
「いいや⁉」
突然亜衣が
「みんなでアイドルになりませんか⁉」
と言った。
「アイドル⁉」