さあっ、小説に戻りまーす!
>>9の続き
「あれ、あの2人、まーたくっついちゃってる。キモー」
この声は・・・・美幸達!
アイツらいっっっっっもからんでくるんだよなー。
まだあの事引きずってんのか・・・・。
あの事とは、それは、4年生の冬。
クラス対抗ドッジが行われることに。
私と杏は2組、美幸達は4組。
先生達の話し合いにより、1組VS3組、2組VS4組に決定。
2組のエースは私。4組のエースは美幸。
4組は、学生で有名のドッジ強豪クラス。
負け組VS勝ち組の、怒濤の戦いえと発展した。
必死の練習をして、とうとうクラス対抗ドッジ当日。
1度外野行きしたら戻れない、ということが当日に決定。
どんどん人数は減るが、それでも応援をすることが大切だって先生は言うけど、元からそんな変なルールなかったのに・・・。
と、戸惑いつつ、気合いを入れて、ドッジが始まった。
前半は4組が猛反撃。逃げるか外野行きかの二択。
そして、とうとう2組は私とドッジが上手い河野梓ちゃんだけ。
エースが梓ちゃんだったら良かったのにな。なぜかドッジに興味ない私がエースをすることになったんだ。
みんなの応援を胸に、私は逃げる、梓ちゃんが投げるということになった。
だけど、梓ちゃんが当てられて、私だけに。相手は10人もいる!
もう、後半終了まであと5分。
私は逃げまくったんだけど、ボールがこっちにきた!
運良くキャッチ。この大会では、エースが当てられたら負けっていうルールになったから、美幸を当てればOK。
力を込めて投げたボールが、美幸に命中!
キャッチできなかった美幸の顔がゆがむ。
やったああああああぁ!!!!!
2組に歓声が上がる。見事に、強豪クラスに勝ったのだ。