【epilogue】 私は運命の王子様に出会いたい、それだけだった。 それでね、きみに出会ったんだよ。 でも私はもうだめかもしれない。 きみと一生を歩けないまま私はどこかへ行ってしまうかもしれない。 でも、 笑ってください。 私はきみという存在に出会ったから変われたんだよ。 「ごめんね」 最後のキスは嬉しいはずなのに涙の味が邪魔をした。