決別の秋は深まりて… 「大嫌い」 吐き出すように、私は言った。 何でだろうか。 もう我慢ができなかった。 今までの彩美の言動に耐えられなかった。 ───馬鹿みたい。 彩美が小さくつぶやいたのが聞こえた。 本当、私ったら馬鹿。 大切な親友を傷つけたりして…