20××年×月×日
東京に銃声が響き渡る。
その戦争は10日間続いた…
7日前---
大阪府大阪市---
タカシ「ここ3日間、関東の情報が全然ないな。」
タカシ父「ネットとニュースだけ見てるのか?たまには新聞も読んだらどうだ?」
タ「そうしようか。」
タ父「昨日の新聞があるぞ。」
30分ほど情報を探す---
タ「どこにも情報が載ってないよ。」
タ父「マジ?じゃあ先週のはどうだ?」
タ「これには載っているね…この記事の続きが気になるんだ。」
タ父「この週の前の週の新聞にも載っているな…ずっと載っていたのに
いきなり載らなくなるっておかしいよな…?」
タ「あさって修学旅行で関東に行くから、その時に地元の人に聞いて確認するか。」
翌日---
リュウスケ「タカシ、おはよー!」
タ「おはようリュウスケ。」
リ「あ〜いよいよ修学旅行は明日だな!楽しみだ!」
タ「楽しみだね。あっケンタ、おはよう。」
ケンタ「あっ二人ともおはよう!昨日の算数の宿題難しくなかった〜?」
リ「あれめちゃくちゃ難しかったよな。」タ「簡単じゃなかった?」
ケ「タカシは頭いいもんね。」
この3人は幼稚園からの仲良しで、ほぼ毎日一緒に遊んでいるという仲。
担任の先生「みんなおはよう!明日はいよいよ修学旅行だな!」
先生の話にクラスが盛り上がる。
6時間目後---
担「よし、今日は早く寝るんだぞ!明日の7時に出発だからな〜!」
みんな「はーい!」リ「バナナはおやつか?」
放課後---
タ「今日も公園でサッカーやろうか。」
リ「あっ、今日は修学旅行の準備のチェックとか塾とかで忙しいんだ。」
タ「そうなのか、仕方ないな。じゃあまた明日!」
リ「おう!」ケ「明日遅れたらダメだよ。」
翌日---
待ちに待った修学旅行当日
担「2、4、6、8、10、12、……よし、全員いるな!じゃあ出発するぞ!」
バスに乗って新幹線に乗れる駅まで行ってるようだ。
同じような建物の景色が流れていく---
ガタン 駅にバスが停まった。
リ「おぉ!着いたか関東地方!関西とあんま変わんないな!」
ケ「まだ千葉行きの駅に着いただけだよ。これから新幹線に乗って行くんだよ。」
リ「そ、そうだったのか…」
タ「あまりはしゃいだらダメだよ。ほら、もう新幹線が行ってしまう!」
リ「ほんとだ!急がなくちゃ!」ケ「ほら、行くよ!」
ガタン ピュー ゴトン
リ「ふぅ…なんとか間に合った…」ケ「置いていかれるとこだったじゃん。」
タ「あっ出発したようだね!」リ「よし、楽しんでいくぜー!」
タカシたちを乗せた新幹線が千葉に向かって走っていく---