"なんか無断転載されてる"
この言葉と共に投稿されているのは、さっき私が投稿した画像だ。無断転載…?これは、友達から送られてきたものであって、どこから保存したとかは全く知らない。ちゃんと言った方がいいかな、?
意を決して、一言コメントを打つ。
Vそれ友達から送られてきたんです、なんも知らなかったんですV
するとすぐに返信が来る。
Vあぁ、そうですかV
私はほっと胸をなでおろした。
争いごとが苦手な私にとって、こういうシーンは結構つらいのである。
でも、この人はこれで終わらなかった。
"さっきの人なんなの?"
新しい投稿には、そう書いてあった。これは、きっと私のこと…。個別メッセージを送ろうとしたけどブロックされてしまい、相手のアカウントすら見れなくなってしまった。
私はダメなんだ、1人なんだという恐怖心が突然やってきて、アプリ自体を入れ直した。
また、新しいアカウント。
名前も画像も同じものにした。
しかし、1つだけ違う。
個別メッセージがだれかから来ていた。
…さっきの人だ。
震える指で、メッセージを開く。