「チルアー今日の飯はー」
「きのこ炒めと焼きそば」
「キノコじゃなくて肉がいい」
「うるっせェな作って貰ってる身なんだから文句言うんじゃねぇ」
「スミマセンデシタ」
...はい、皆の言いたい事は分かります、こうなった理由はあの日に遡り
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「日が暮れちまったから飯作れ、飯」
「ムリネは家事できるんじゃないの?」
「料理以外はな」
あーーーーなるほど
仕方ない、作ってやりますか、
「何がいい?」
「美味いもん」
「はぁ...こんなレパートリーの少ない私になんでもいいだなんてブツブツブツブツブツブツ」
数分後ー
「なんじゃこりゃぁー!」
「え、不味かった?」
「違う!美味すぎる!決めた!コレから俺はここに住む!」
「ウッソだろお前」
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という訳で今に至ります、……はい、まあこんな素晴らしい契約を結んで頂いてるんだからしょうがないか……はぁ……
「おーい、チルア食わねぇのか?」
「食べますよ...」