いじめの学校 〜見捨てないでよ〜 作 若葉

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6:若葉:2019/06/11(火) 21:37

 
 ー放課後ー
 「ねえ、明里。どうして政治家ってことを聞いたの?」
 「この町を支える人の娘とお友達。自慢できるでしょう!」
 なんとも明里らしい返事だ。
 「それに、いたやいさんの娘!最高じゃない‼」
 「そう、かな?」
 「あっ。サインもらって?」
 
 ー夕食ー
 「真美、お友達出来た?」
 「うん、リーダーグループの仲間に入れてもらえたよ!」
 「良かったわーー」
 「あと、お父さんのファンの子がいるから、サインちょうだい‼」
 「わかった。」

 メルアド交換もしたんだった❗
 私は、メール履歴を見て、驚いた。

 『 明里 ウサギー‼』
 『 ウサギ なにー?』
 『 明里 宿題やった?』
 『 ウサギ うん‼』
 『 明里 あのバカがー?』
 『 花 wwほんっと‼』
 『 紗智 へーやるんだ?』
 『 伊美夏 マジ?w‼笑える‼』
 『 明里 本当にw』
 『 ウサギ でしょうー?』
 『 明里 ねっ真美!』
 どうしよう…
 ここは話に乗るべき?注意するべき?
 『 真美 やめよ』
 と、うちかけて、変えた。
 『 真美 そーだね。w』
 ああ、気が重い。どうしてこうなっちゃうの?
 ウサギはいじめられているのかな?

 「おはよー‼明里‼」
 「なにやってンだよ!のろま‼」
 教室で起こっていたのは、明らかにいじめだ。
 ウサギが蹴っている。
 「痛い!やめてー‼」
 蹴られて悲鳴をあげているのは、クラスで目立たない、金見さんだった。
 「明里‼どうゆうことなの?」
 「見てよ。これ。」
 明里が指を指したのは、明里の図書バックだ。
 そこには、傷がついていた。
 「ぶつかって、傷がついたのよ?」
 そういわれると、注意出来ない。
 「ひどいよね!」
 「う…うん。」
 
 


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