izime(いじめ)・love(ラブ)〜君の笑顔が太陽のように眩しくて〜

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4: &◆52:2019/07/01(月) 18:00


 あ、チャイムがなった。

 「やっべ!黒石先生来るぞっ!」

 黒石先生とは、この学校で一番厳しい先生のことだ。

 先生が入ってきてたってる人は、厳しい罰を与えられるという。

 ガラッ「出席とるぞ!」

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「後は、佐倉だけか。佐倉は休みか?」

 え・・・
 
 佐倉さん、朝はいたのに・・・

 ガラッ「遅れてすみません・・・」

 「佐倉、遅いぞっ!席につけ。」

 良かった。佐倉さんには、罰はなかった!

 「じゃあ、数学を始めるぞ。」

 「ええー!」

 1時限目から数学かぁ・・・

 やっぱりついてないかも。

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キーンコーンカーンコーン

 「さ、佐倉さん、朝はどうしたの?」

 「え、優斗・・・君?」

 僕は聞いたのだが、答えに戸惑っている様子だ。

 「あ、えっと、ちょっとね。女子とトイレに・・・」

 すると、佐倉さんに嫉妬を抱いていると思われる女子が。

 「光香!?」
 
 「なにしてんのよ〜!行くよ!」

 そして佐倉さんは、その女子に引っ張られていった。

 「あ、優斗〜!あーそぼっ!」

 女子とい入れ換えに、翔がやって来た。

 「翔!今度のデートなんだけど!」

 翔にくっついて話しているのは、翔の彼女、尾身 柊花。

 僕は柊花と幼なじみなのだ。

 「あ、その話なんだけど、優斗と佐倉さんもいい?」

 ええ!?

 僕に・・・佐倉さん!?

 「ゆうと、光香ならオッケーだよ!」

 「柊花・・お前そろそろゆうって呼ぶのやめろよ。」

 僕は、苦笑しながら言う。

 でもオッケーかぁ。

 佐倉さんと付き合ってないけど、デートみたいなのしたかったんだよなぁ。

 「光香に伝えておくね!」

 「そう言えば、佐倉さん休み時間にいないよなぁ。」

 確かに。
 
 最近は見かけないな。


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